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かつてネット小説書いてた人のリハビリ場所
PS4のお話、二回目になります。


4月6日にネットから修理の依頼をした。
確認メールってだいたい自動ですぐに来るイメージですよね。
来ないんです。
Gメールのアドレスで登録したんですけど。
ネットやついったーで検索してみましたが、あちらが確認してから返信が来るとか、迷惑メールフォルダに入ってるとか書いてあったので待つことにしました。


7日、メール来ませんでした。
Gメールアプリって
 メイン
 ソーシャル
 プロモーション

と並んでて、いつもはメインを表示してます。
ソーシャル、プロモーションはメール入っても音鳴らないんで、たまに件名は確認して、必要なものは見てます。
そこにもないです。


8日、メール来てません。


9日、ここでようやく、何かに気づく。

 メイン、ソーシャル、プロモーションのフォルダを確認してるだけで、迷惑メールフォルダ見てないやんwww

そう、迷惑メールなんて最初から確認してなかったのだ。
そりゃ見つからんわけだわwww
このオチはひどいなぁ、と思いつつ迷惑メールフォルダに入っていたソニーさんからのメールをようやく拾いメインフォルダに入れ、URLにアクセスして無事修理手配完了。
しかし、土日はゲームしたいということで、PS4発送は月曜日に。


10日、奇跡が起こる!

PS5 当選!

一日おせぇわぁぁぁ!!! と思いながらも、買いに行きました。
思ったより早くPS5が来ました。
でかいですwww


11日、PS4箱詰めして郵便局から発送!
着払いでお送りくださいとのことなので、送料は掛りません。
PS4の箱、送料が1440円だった。
確かディスクのところの修理は7000円オーバー。
行き帰りの送料がざっと3000円になるから、実質4000円ぐらいでの修理って考えたらそう高くないのではないかなと思った。


次回!
 PS4のクリニック入院から退院、帰宅までをお届け予定です!

次回最終回なん?

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  16★そう


 ――甲子園、行こうね!

 スポ少で野球やってた頃、伊吹がよく言っていた。
 とある高校野球マンガの影響だった。
 幼馴染みで同級生の男女、という共通点があったせいで、伊吹は過剰に重ね合わせていた。
 むしろ、アイツのことだから甲子園行って当たり前ぐらいに思っていたかもしれない。
 故に、中学でサッカー部入ってしまった俺へのあたりがひどくなったのも分からなくはない。
 分からなくはないし、伊吹の願いを叶えてやるのも俺ではないのだけども、野球部にカレシを作り、高校1年の夏にあっさり甲子園の夢を叶えている件につきましては、なんともよく分からない感情でモヤモヤしてしまって……。
 連れてってくれるなら誰でもいいのかよ!
 とか、自分は連れて行かないのに身勝手極まりないというか、何なんでしょうねこの感情。
 まぁ、地球がひっくり返っても、実は伊吹が好きだなんてことはありえないのだけども……ホント、素直に祝ってやれないぐらい、むしろ呪いたい。

 そうか、これは、これまでに食らわされた数々の暴力のせいだ。
 言葉の暴力から精神的暴力、身体的暴力まで、暴力というものをすべて網羅したような、キング・オブ・暴力。
 歩く暴力女。
 存在そのものが暴力的。
 離れた今でも苦痛がおさまらずに悩まされている。




 ――ピンポーン♪

 そろそろ来そうだと思ってた。
 二回戦敗退した野球部のマネージャーが帰宅した頃合いだろう。代理人が何かを持ってきたと予測。それもトンデモナイものを。
 玄関を開けると、幼馴染みと血が繋がっているとは思えない、平均より小柄な男子中学生が天使のような笑顔で待っていた。

「お姉ちゃんからおみやげ。すぐに持って行けって蹴りだされたから持ってきた!」

 と高らかに掲げたソレはちょうど俺の目の前。ビニール袋に入った……土?

「甲子園の土だって! 新鮮なうちにお湯に溶かして飲んだらいいんだって!」

 めちゃくちゃ笑顔でそんなことを言う大志。
 新鮮もクソもあるか! 粉末清涼飲料じゃねぇわ!
 俺はすかさず大志の顎を掴む。

「じゃ、一緒に飲むか? 遠慮いらないぜ」
「えんりょひまふ」

 どこからどこまでが素なのか本気か演技かわからんやつだが、今みたいにたまに本性出てる気がする。
 お土産は土だけじゃなく、ちゃんとお菓子もあった。俺の父宛に。
 あっちがそういう態度なら、俺は意地でもそれを口にはしてやらないんだからな。




 そして、今日も今日とて、午前と午後の部活入れ替え時間、各所で当然のように小競り合いが始まろうとしている。午後は我がサッカー部。

「おぅ、二回戦敗退じゃねぇか」
「そっちなんかインターハイ一回戦負けだろうが!」
「大号泣してるの全国放送されてたぜ」
「……っんだとコラ、やんのか?」

 先輩方が絡むのなんの。これが通常営業なのだが、やっぱり慣れない、慣れたくない! なのでそっと、言い合いをしている野球部員の視界に入らぬよう人影に隠れた。
 野球部側は三年が引退したのか、人数的に勢力が衰えている気はするけど。

「無駄なことしてんじゃねぇよ、さっさと部室行け!」
「あ、すみません、キャプテン」

 私服で大柄の坊主頭が一喝すると、絡んでいた野球部員がさっと駆けていく。
 坊主頭の隣に、マネージャー様の伊吹がマスコットのように添えられて……いつもと違っておとなしい。
 このキャプテンと呼ばれた男、ピッチャーの人じゃないぞ? どういうことだ? 伊吹の彼氏、ピッチャーの人じゃなかっただと? じゃ誰だよ。
 俺からの視線にそんな疑問が含まれているのを察したのか、伊吹はキャプテンの腕に手を添え、なぜか笑顔を浮かべた。
 うん、その人が彼氏さんなんだね、分かった。私服でわざわざ来てるとか、見せつけか。
 いや、どうでもいいだろ。
 これから部活開始なのに、精神的に疲れてどうする。

 とはいえ、気になるものは気になるので、先輩に当たり障りがない程度に聞いてみた。

「野球部のキャプテン、ほかの三年はもう来てないのになんで来てたんでしょうね?」
「ああ、たぶん新しいキャプテンの決定と引継ぎだろうよ。もう引退だからな」
「オレらまだ冬にチャンスあるからな! お得だよなー」

 なるほど、そういうことか。
 サッカー部にも進路のために夏で部活を辞めた人はいるけど。

「それはそれで就職進学先のこともあるから大変でしょ」
「んー、わからん!」
「全然実感わかないもんなー」
「そのまま留年したりして?」
「ハハハハ! どうにかなるだろ! 高校生は今しかないから、後悔しないようエンジョイするだけだ!」

 といった感じで、サッカー部三年はまだまだお気楽極楽。
 夏休みに差がつくんですよ、って中学の時に言われたのをふと思い出した。

「石田はもう決まってるらしいじゃん」
「あー、なんか大学側からスカウトされたとかって話?」

 石田? ……あ!
 ようやく全部が繋がった。
 野球部のキャプテンは石田という人だ。4番バッターの内野手。
 伊吹が好きな野球漫画だと主人公がピッチャーだったから、すっかりそうだと思い込んでいた。

「え? プロから声かけられてんじゃないの?」
「それ初耳~」

 と、定かではない情報に翻弄されたまま、午後の日差しの暑さに、練習もグダグダになっていた。
 野球部員が解散していったのは、我がサッカー部が練習を始めて1時間半ぐらい経った頃。
 練習になりそうにない記録的猛暑だったので、無理せず木陰での休憩を多めに挟みながらも、今日もこんがり焼けてしまったことだろう。
 暑い、もういやだ。プールに飛び込みたい!

「若月は学校にプールあるから、部活がたまにプールになるんだってさ」
「わー、うらやま」
「滑り止めだったけどあっちも受かってたのになー、行く学校間違えたかなぁ」
「学費高いじゃん」
「知らねぇよ、俺が払うわけじゃねぇもん」

 若月学園……滑り止めで入試を受けた私立の落ちた方だ。
 入試の時に行っただけだけど、学校の規模がすごかったよなぁ。学生生活を送るなら、ああいう施設の充実した学校に憧れるけど、部活面だよなぁ。人工芝のフィールドがあるとはいえ……、

「試合出れねぇ奴がどれだけいると思ってんだよ」
「すごいよな、部員数が。3、4チーム作れそうじゃん」
「いや、部員が100人はいるらしいから、部員だけでトーナメントできるだろ」
「うわ、マジかよ! やっぱ試合ぐらいは出たいからな。多すぎない方がいいわ」

 施設だけ見たらちょっといいなぁとは思いはしたけど、ちゃんと第一志望の学校に行けて良かった。まぁ、平日はまともな練習ができている気はしないんだけど。
 突然風が吹き始める。気持ち涼しい、というより少し肌寒いような。なんて思っていたら、みるみるどす黒く厚い雲が空を覆い辺りが暗くなってきて、ゴロゴロと嫌な音をたてはじめた。

「こりゃ降るな」

 と近くにいた先輩がぼやいた瞬間、すごい勢いで大粒の雨が空から落ち始めた。

「なんだ!? 痛い!」
「どっか、雨宿り!」

 屋根がある場所程度では横殴りの雨はしのげず、部室までどうにか戻ったものの狭くて一つしかない入口で大渋滞してしまい、結局みんなずぶ濡れになってしまっていた。
 室内はそう広くもない空間で大人数が濡れているせいで蒸して、不快な空気。
 自分の荷物までたどり着いて取り出したタオル。ゴワゴワとした触り心地が頭や体をふいていると水分を吸って少し柔らかくなった。

「……あ」

 ふと思い出して声が漏れた。洗濯物外に干して出てきたんだった、屋根がないところに。ずぶ濡れかな、大粒の雨がかなり強く降ったせいで多分砂が跳ねてるだろうし、洗い直しか。
 そんなことだけなら良かった。

「ああ!!!」

 さっきより大きな声が出た。
 ゲリラ雷雨なんて予想もしてなかったから、まぁだからゲリラなんだろうけど、自分の部屋の窓を開けてきてしまった。
 しとしと雨ぐらいならここまで心配はしない。横殴りで一気にものすごい量が降ってるんだから、もはや無事ではあるまい。

「どうした青木」

 声を上げて放心していると、横にいる同級生が心配して声をかけてくれた。

「部屋の窓開けてきた」
「……そりゃ、あきらめろん」
「やっぱりぃ」

 帰宅したら、エアコン除湿にして濡れた部屋の掃除かー。
 絨毯もラグも敷いてないのがせめてもの救いか。

 30分後にはさっきの雷雨はどこへいったんだと思うほどに天気は回復したけど、グラウンドは雨でグチャグチャなので本日の部活は終了――解散。
 もう手遅れだろうけど家に急いで帰る途中、それこそいつものコンビニ手前辺りから道路すら濡れていないことに気づいた。
 あれ?
 疑問に思い、信号待ちしている間につばさにメールを打ってみた。

 ――さっき雨降った?

 返信は早く、降ってないけどどうしたの? という返事がきたので、部活中にゲリラ雷雨でひどい目にあったと報告したけど、こっちは降らなかったよと返ってきた。
 これはもしや、助かった?
 帰宅して現状を確認するまでは安心できないけど、もしかしたらもしかするかもしれない!

 洗濯物はパリパリに乾いていた。
 部屋も何ともない。
 雨さえ降った形跡もなかった。
 自分だけ雨と汗でびしょ濡れだった。
 よし、シャワー浴びて着替えよう。いつもより早く帰れたから、つばさに逢いに行こう。

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動画入れたかったんだけど、サイズ大きくてアップロードできませんでしたwww
ついったに上げたけどなんか嫌で消しました。
なんとか入れたいんだけど、後回しにします。


症状=動画


我が家のPS4 500GB CUH-2000A
2016年11月に近所のゲーム店にて新品で購入。
ゲーム店の延長保証3年にも加入したがすでに切れている。
2017年8月、付属コントローラーの電源が入らなくなり、修理依頼。
保証期間だったので、無料にて新品が戻ってきた。
内臓HDDの容量不足に伴い、外付けHDD(バッファロー 3.5インチ 1T)を購入し、以降常時接続状態。
外付けHDDの電力不足が気になったのもあって一応3.5インチにしたけれど、管理するコンセントが一つ増えて面倒なのが正直なところ。
USBの電源供給を、スタンバイ時にはオフになるよう設定(HDDがつきっぱなしになるので)おかげでスタンバイ時に本体繋ぎのコントローラー充電ができなくて不便になる。
PS4本体の電源は、いつもスタンバイ。
突然の停電で怒られること数回。
マイクラが起動しない事件は一、二度あった。(アプリ消去→再インストールで回避)
目立ったトラブルは特になし。


いつから調子が悪いのかよくわからないのだけど、半年前ぐらいには起動するとディスクドライブからガシャガシャとたまに異音がしてたでしょうか。
いつも本体には遊んでるゲームのディスクが入れっぱなしの状態だったので、起動時に異音がするという感じで。
入ってなければディスクドライブからは音はしません。

ようやくディスククリーナーを買い、挿入してみたものの、相変わらずガシャガシャ言うだけ。
レビューなどで何十回と入れたら読み込んだと書いてあるのを見たので何度も試したものの変化なし。
そして気づいたのが、ディスクが挿入時と同じ向きのまま排出されているということ。
これはもしや、ディスクが回っていないのでは?
原因はわからないけど、そうとしか思えない。

ただ、ディスクが読み込まないだけで、たいして困っていはいないんです。
最近、自分は遊んでないし、よく使う人もDL版のゲームで遊んでたから、ディスクが読み込まないなんて苦情がこないもんで。
だから、新作を予約し、発売前になってそういえば読み込まなくね?
プレイできないじゃんw
ってようやく動き出したという感じです。
まぁ、どうにもならんので、修理に出すかPS5が当選するのを待つかなんだけど、当たらないんですよPS5w
修理一択ですよね。


ということで、修理に出すための準備を始めた。
まず、外箱の発掘(後でよくね?
箱が保証書を兼ねてますので保管してあります。大きいビニール袋に入れて箪笥の上に。
ホコリだらけではないので、ストレスもないです。
箱の中にはクッション材なやつとか袋や線を束ねてあった針金(?)とか買った店の長期保証の紙だとか、一緒に買った純正コントローラーの箱とか入ってます。
なんか、捨てないで置いとくタイプです。
セーブデータのバックアップ用に外付けHDD(2.5インチ 1T)とUSBメモリ(128GB)電器店で買ってきました。
たまたまだけど、どっちもバッファローさんのものです。
帰りにホームセンターに寄ってプチプチ買いました。
ーー帰宅!


セーブデータのバックアップ(コピー)は以前とったことがあったので、1アカウントずつセーブデータをコピーする作業をするのかと考えたらちとうんざりしましたが、ネットで検索してみると、内臓HDDのバックアップは簡単にできそうだったので、買ってきたばかりのHDDを開封してPS4に繋ぐ。
しかし、バックアップができない。
HDDを2台繋ぐことは不可みたいな記事をどっかで見てたので、PS4専用の外付けを設定から停止させ、正しい手順にて外す。
バックアップ用HDDのフォーマットを要求されたので、ついうっかりフォーマットしてしまい、PS4の外付けに認定。
そうじゃねぇぇ!!!
おかげで、このHDDにはバックアップできません。って言われる。そうですね。
ということで、
一度外して、PCにてPS4のバックアップ推進の形式にフォーマットをするはずだった。
繋いだHDDがPCから見えない。
安全な取り外しみたいなとこには、出てくるんだけど、HDDとして認識されてない。
ネットで調べながら、ディスク管理開いたり、中身はないHDDだから怖いもんはないんだけど、決して安いものではないですので、ね。
窓キー+Xなんて初めて押しましたよ。あんなメニューがでてくるとは!!
タスクマネージャーぐらいしか知らんですよw
で、よくよく考えてみたら、メーカー推進(?)のフォーマットソフトがどうこうって書いてあったじゃん。
ってことで、それですんなりフォーマット完了したわけです。
無駄に奮闘しました。
というか、最初からちゃんとフォーマットしてから開始すりゃよかったんですよ。めんどくさがり屋め! 結局時間を無駄にしただけじゃん。
で、PS4に繋ぎ、設定からシステム、バックアップだったか。
アプリ、セーブデータ、ピクチャ、テーマ、システム
とバックアップするものを選択するチェックマーク出てきます。
操作できるようになるまで時間掛かります。
とりあえず全部選択。だから内臓HDDまるっとということになる。331GBだったか。
あとはPS4にお任せ~
バックアップ開始時、再起動します。
よくわかんないです。
なんか90分ぐらいかかるような感じで画面に進捗出ます。
暇です、が、30分ぐらい経過したところで、エラーで止まりました。

バックアップできませんでした。

なにやってんだおまえぇぇぇ!!!
仕事しろぉぉぉぉ!!!

ですよ。
まぁ、PCでもよくあることなので、もう一回やり直します。
再起動して、また設定からバックアップ。
時間掛かるから、次はアプリは全部外し、93GBだったか?
再起動して、バックアップ開始。
しかしまたしても失敗www

ふざけてんのかw

本体のバージョンは最新。

HDDでのバックアップを諦め、次はUSBメモリで挑戦。
もしやPS4の外付けHDDを外してるのが原因とか? などと思ってみたので、繋いでからの再々チャレンジとなる。
USBメモリの容量的に、セーブデータ、ピクチャ、テーマ、システム だけなら入る。
しかしこれも失敗する。
実はこのUSBメモリ、箱から開けてそのまま刺して使った。
フォーマットもせず、懲りないわいだぜ(ようやく反省
と、PCにてHDDの時と同じソフトでフォーマット。一瞬で終わる。
同じ条件で再チャレンジ。

失敗。
( ^ω^)・・・
もう、何? 意味わかんないんだぜ。

何のためのバックアップなの? マジ仕事しろ。
この時点で、3時間は余裕で経過していたと思います。

最終手段。保存先→買ってきたUSBメモリ1本
1、各アカウントにて、セーブデータ全部をコピーする。
時間は掛ったけど成功。
2、バックアップから、アプリと2番目に容量が大きかったテーマを外し、ピクチャとシステムをバックアップ。
意外と容量が抑えられたため、短時間で無事完了!

終わったー!

なんで5時間とか掛かってんの?
ってぐらい、無駄に時間掛かったけど、どうにかなりもうした。
スクショも諦めるか、個別にコピーか、とめんどくさいことになることも覚悟してたけど、うまくバックアップに入ってくれて良かった。
お思い出深い変なお写真もあるからねw(FF15のバグとか


そして今日、本体の電源をスタンバイではなく切っていたので改めてディスククリーナーを挿入。
挿入。
挿入( `ー´)ノ挿入
挿入( `ー´)ノ挿入
・・・・・・
ダメでしたぁwww
(´;ω;`)ウッ…

という感じで、昨日もバックアップ作業中についったでうるさくしてたので、黙ってブログにまとめました。

とりあえず、修理から戻るまで書いていこうと思います。

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新年度になりました。
私生活側がもうめんどくさくて嫌です(早い

さて、相変わらずどこから押されているのかよくわからないのですが、Web拍手ありがとうございます。


最近、駄文打ってて思うことが一つあります。
意味わかんねーぐらい「、」が多いですwww
なにあれ。
と思ってしまったので、最近は打ちすぎに注意してます。
漢字が連続してるとこは区切りとして打ちたくなるんだよね。

なんかマルトラネタで変なの思い浮かんだので、SS書いてる。
そうつば、そろそろグダグダになってくる。ああいう書き方してるからいつもぶちあたる壁です。
そんな細かにキャラの人生書く必要はなさそうなんだけど、つい癖で。

まだエヴァ見に行けてないのに、コナン始まってしまうじゃないか。
レプリカント予約してんのに、PS4のディスクが読み込まない(修理案件
悪あがきするために、DVDクリーナー買ったんだけど。どこ行ってもCD対応のやつで使えないんだよ。
まぁ、もう自宅にあったCDのやつ突っ込んだ後なんだけどw
なんもならんくて調べたら、CDはダメって書いてあったやつです。
知らんかったー。
ディスク系は上位(ブルーレイ)は対応非対応が機種によってはあるけど、下(CD)には何でも対応してるもんだと思ってたー。
ゲームのセーブデータのバックアップを取れば、もう修理には出せる感じなんだけど。
クリーナーで治るんなら安いじゃない。

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新パソコンお迎えしました。
窓10です。
SSDです。起動はえー!
らいぜん7です。

かつて買ったXPのときと同じで、展示品ですけどw

確定申告用の書類とか作るのに、テンキーないと時間掛かって大変だったけど、たぶん早くなる予定です、まだエクセル使ってないからわかんないけど。

キーボードはまだ慣れてないせいか、もともとブラインドタッチなんてできないから、配列覚えてるだけの指使い適当なもので、誤打が非常に多いです。
キーボードの幅とかに慣れてきたら、たぶん、マシになる予定。
どうでもいいですよ。

8.1は、遅いし急に反応なくなるしで、まぁそんなに困りもしてなかったんだけどねー。
データーのバックアップとか、新パソに持っていくデータをいかに最小限にするかとか、そのあたりに時間掛かってる。もうあれこれ5日目かも。
今日、ようやく落ち着いてワード起動して、そうつばちょこっと打ってた。
なかなか良いです。

これまで使ってたペイントグラフィック2Proが、対応OS8.1までしか書いてない。
ソフトのパッケージ持ってきたら、インストール用のCD入ってたよ。マジかよw
現在シリーズ4まである。
買い替え考える時期ですか?
何年か前に買うだけ買って使ってない、ペイントショップとペインターは導入済み。
まぁ、なんか描く気になったら、それを使うとしましょう。
扱えるかどうかはわからんけど。
ペインターは難しいイメージなんだよね、昔から。

タブレットはその時に繋ぐとしよう。
まだ繋いでない。
ドライバ対応してるかしらw
これも買った途端使わなくなったからなぁ。

といった感じで、新パソからどばどば打ってみた日記でした。

ちょいちょいWeb拍手入ってるの、確認しております。
いつもありがとうございます。

創作意欲もストレスないぐらいに維持できてます。
放置できるMMOに出会ったおかげで、ゲームに縛られすぎない生活が送れてるおかげですかね。
去年の5月から突然飲まなくなったコーヒーもたまに飲むようになった。

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よく忘れてるけど、義ママの番外編3が天空と伊吹の話で、それから派生したやつがそうつばなんだけど。
本編の番外じゃないんだった。

派生なのかスピンオフなのかスピンアウトとどれが正解かしらんが、今回はスピンオフとした。
「覚醒! 桜井大志」
何年前に思いついたネタかよく覚えてないぐらい、余裕で4年は放置されてたかと思われます。
小説としての一般的な形式にとらわれない駄文なので、好き勝手に書いております。そういう仕様なので、辻褄とか伏線とか知らんです。
たぶん、カノマネ書いてたころのネタだこれwww

資料が本編と番外各種全部バラバラでいろいろとおかしいことにようやく気付いてしまったので、一度まとめて書き直しせにゃいかんですね。
ブレッブレなんだよなぁ、いろいろ。

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義理の母は16歳☆番外編3スピンオフSS
「覚醒! 桜井大志」


 中央高校サッカー部一年、ポジションはフォワード。
 背番号は18、桜井大志(さくらい たいし)。
 入れ替わりで卒業した姉――野球部の鬼マネージャーと呼ばれていた「桜井伊吹(さくらい いぶき)」の弟である。



 中学までは野球一筋、だけどもっぱら補欠。まぁ、姉にやらされてたというところもあり、さほど興味がある方でもなかったけど、そこそこ好きなスポーツではあったと思う。
 なんて偉そうなこと言えるほど試合に出たこともないけど。
 サッカーは高校に入ってから始めた。きっかけは、家庭教師をしてくれた姉の後輩……サッカー部に所属していた東方天空(とうぼう そら)さんの影響である。
 近所に住むお兄さんであり姉の同級生でもある――青木創(あおき そう)くんも、サッカー部でゴールキーパーをしていた。文化祭での催し物で「キーパー危機一髪」とかいうゴールにボールを叩き込んだらサッカー部員が願い事を聞くだかどうだかというイベントで、あっさり創くんのゴールを割ってしまったり、というのも一応理由にある。
 決してサッカーチョロいとか思ったわけではない。でもちょっと思った。
 野球と違って、試合時間中ずっと動きっぱなしのサッカーに興味を持った。これならきっと、ぼんやりする時間もない。
 勉強よりは運動が好き。そんな単純構造。

 今日も寝起きから足に2キロずつ、手首にも2キロずつ、合計8キロのウェイトを巻くことから始まる。
 相変わらず身長の伸びが悪く、成長期に突入すると見込んで買った大きめの制服をダボつかせ、まぁウェイト隠せてちょうどいい。自転車のペダルを漕いで漕いで、三十分弱で到着するのが、県立中央高校。
 駅近住宅街にポツンと建つこの学校、ギリギリ全国大会に出れる野球部とサッカー部がありながらグラウンドがさほど広くなく、練習がまともにできないせいでいがみあいがあったとかなんとかだけど、ここ数年でずいぶん落ち着いたんだとか。


 まだまだシロートの域なのに、初試合は意外と早くやってきた。
 なんと、総体出場を決めるような試合に出されたのだ。
 対戦相手は若月学園高等学校。部活動にめちゃくちゃ力を入れてる学校で、設備がとにかくすごい!
 滑り止めで受験した学校だから行ったことあるけど、外から見るだけでもすごいところだった。
 なにやら部員数もすごいらしく、一度も試合に出れずに高校生活を終える人もいるとか。なんとも厳しい世界……。
 僕はあっさり試合に出してもらえて、今後ずっとベンチ入りさえできないまま卒業を迎えることになっても、もう十分ではないかと思う。


 試合開始ギリギリで、手足のウエイトをビリビリと外す。8キロの呪縛から解き放たっれ、軽くなる身体。素早さ30%アップ。
 どうも相手ベンチから視線を感じるなって思うには思ったけど、あの学校に行った同級生が試合に出てるとは思えないし――たくさんの部員が応援のために並んでいる観客席からなら分かるんだけど。だいたい、高校に入ってサッカーを始めた僕にサッカー関連の知り合いがいるわけがない。
 気にはなるけど……今はこれから始まる試合に集中しないと!

 今日は調子がいい。ボールを奪いに来る相手校の選手をばんばん抜いて、ゴール目前!
 初ゴールもらったぁ!
 確信した瞬間、ボールが奪われ、遠くに蹴り戻された。
 僕を止めるやつがいるなんて!
 調子が良すぎたせいで、止められたことに腹が立つ。
 若月学園、背番号8……3年生かな、と思った。でもそんなに体格は良くないどころか、僕よりちょっと身長が高い程度。
 彼がこちらを向いて、ニヤリと笑う。見覚えのある、誰かに似た面影だった。

「久しぶりだね、大志くん」

 記憶にある彼より低い声で、間違いなく僕の名を呼ばれたことで、確信に変わった。
 突然いなくなって以来、連絡もくれず、どこにいるのかさえ分からなくなっていた幼馴染み――

「まさか……蓮くん!?」

 近所に住んでいた同級生。創くんの弟、青木蓮(あおき れん)。

「根っからの野球少年だと思ってたから、こんなところで再会できるなんて驚きだよ」
「あれは、姉の押しつけだよ!」

 まだ試合中だ。のんびり立ち話をしているわけにはいかないので、ボールを追って駆ける。

「そうだな、子供の頃もオレたちはサッカーして遊びたかったのに、お前の姉の威圧は殺人級だった」
「今でも健在だよ、その威圧」
「ハハッ、思い出したくないな」
「創くんも、サッカーやってたんだよ」
「……知ってる、テレビで見たから。すげーな、国立って。オレも中学から若月でサッカーやってたけど、歳の離れ具合から試合で一緒になることは叶わなかったけど……大志に会えて嬉しいぜ!」
「どっちが先に武道館に行けるか、競争だね!」
「望むところだ!!」

 僕たちはボールを奪い合いながら、再会を喜んだ。
 外野席のチアと応援団。
 吹奏楽部のアメリカンシンフォニー。
 同点で迎えた9回の裏、ツーアウト満塁という状況でバッターボックスは僕。
 今日はいける!
 自信は確信へ――!!

 人生初めての、試合で満塁ホームラン!!






「――って夢を授業中に見たのだ」

 珍しくはっきりと覚えていた夢のことを、ちょっと盛りつつ話し終えたところで……聞き手の天空さん、お姉ちゃん、創くんが呆れた表情でため息をついた。

「サッカーの話じゃなかった? 途中から野球になってなかった?」
「アメリカンシンフォニーじゃなくて、アフリカンシンフォニーだから!」
「……もう帰っていい?」

 と、創くんが立ち上がる。

「でも、もしかしたら蓮くん、若月に……」
「夢の話でしょ? 連絡先もわかんないし確認のしようもないし……そもそも探してない」

 とは口で言ってても、少し悲しげな表情だった。まぁ確かにそうではあるのだけど……。
 何も言えなくなってしまい、帰っていく創くんを見送ることしかできなかった。
 天空さんとお姉ちゃんは――

 ガン☆

 頭を押さえつけられてテーブルに額をぶつけた。

「つまんない夢の話ごときであたしを呼び出さないでくれる? そんなにヒマじゃないんだけどぉぉぉぉおお?」

 姉、かなりお怒りで、

「まぁまぁ伊吹、大志くんだからそんなもんだよ」

 と、なんかフォローにならないフォローをしてくれる天空さん。

「しかも授業中に居眠りとかどういうこと? 授業料払ってんだから、授業ぐらいちゃんと聞けよ! だから成績がいつもいつも!! 高校は義務教育じゃないから、できないやつは留年するんだよ! そもそも、なんでそんな成績のくせに中央受けて受かってるんだよ、八百長か?」

 もう暴れる寸前なので、天空さんが羽交い絞めにしているレベル。まっとうなことを言われてるのはわかるけど、ねぇ、仕方ないよ、僕こういうタイプだから。




 そして、僕が二年生になった頃、とある試合の若月学園メンバーに「青木蓮」の名前があり、あのとき夢の話をした三人はたいそう驚いていた。

「まさかホントに……!?」
「学校まではあってたわね。しかし、偉いわあの子。あたしとの約束忘れてなかったのね」
「……まだ野球やってたのか。俺には悪夢とかトラウマでしかないのに」
「何か言った?」
「……いやなんも」

 蓮くんは、まだ野球をやっていて、若月学園ナインとして、活躍中だ!
 僕も野球部だったら、もしかしたら試合で対戦できたかもね。


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  15☆つばさ


 それは、マンガで見るような甘いだけのものではなく、想像していたものとは全然違った。
 不安で怖くて、痛くて恥ずかしくて、やさしく触れる指先。
 自分の身体のこともちゃんと分かってなくて、ただあなたにすべてを任せた。
 繋がった瞬間、泣いてしまってあなたを困らせてしまったけど、言葉にできないぐらいとても、とても幸せで……だから泣いたんだよ。

 特別な夜は更けていく。



 ――カシャ。

 携帯のシャッター音で目が覚める。

「なぁに?」
「あ、やべ」

 隣にいる創くんが慌てて携帯を閉じ、隠した。
 なんとなく、察しはつく。

「寝顔撮ったの? やめてよぅ、消して」

 寝る前に寝間着はちゃんと着たので裸を押さえられたという訳ではないので少しは気が楽ではあるけど、自分の寝顔は……あまり想像したくはない。それを撮るだなんてもってのほか。

「消すのはもったいないから、保存しとく」
「もったいないってなんだよぅ……」
「自分しか見ないから」
「当たり前です!」
「じゃ、いいね」
「よくなぃ」
「消すなんてもったいない……」
「もったいなくない」
「だって、毎日見れる訳じゃないし……」
「見られてたまるか! 恥ずかしい」
「あ、伊吹が撮った俺の寝顔盗撮写真持ってたじゃん!」
「あれはあれだよぅ……」

 私が撮ったんじゃなくて、伊吹が送りつけてきただけだもん。
 どちらも譲らずループ。これを人は平行線というのか。
 多少ぼんやり気味だった頭がようやく通常営業をし始めた。
 普段、朝はゆっくり寝たりすることはないのに、時計を見ると十時を過ぎていて驚いた。
 時間的に朝食には遅いし昼食にはまだ早いという微妙な時間なので、軽め朝食を取って、昼ごはんの支度をして、洗濯を手伝って……自宅とあまり変わらないことをしていた。どうもじっとしているのはダメみたい。ヒマすぎて布団まで勝手に干してしまう始末。
 あ、箱が……。
 拾おうとしたら、創くんがスライディングをして蹴っ飛ばし、箱が飛んで行った。素早く拾って机の引き出しに入れ、閉める。その背中から感じる、何とも言えない気まずさは一体……うん、なんとなく察しはつくよ。だから追及はしません。


 お昼ごはんは炊きたてごはんでおにぎりを作り、そうめんをゆでた。
 どちらも作りすぎなのでは? と思うほど大量に作ったけど、あっという間に創くんのお腹に吸い込まれていった。食べ盛りの男子高校生の胃袋、ブラックホール。

「夕方から祭り、行く?」
「うん、行きたい~」
「自転車だけど大丈夫?」

 市の端っこに位置する現在地、利用者が少ないせいかバスの便が非常に悪く、日に往復8便、最終便の駅発車時刻が19時半なのだ。
 行くなら自転車しか選択肢はないようなもの。昨日の今日でさすがにお父さんに車出してなんて頼めない。ちょっとどういう顔で家に帰ればいいかわかんないし。

「うん、大丈夫だよ。楽しみだね~」

 あまり二人で出かけることなんてないから、すごく楽しみになってきた。
 16時過ぎにはこっちを出て、駅近くの大型商業施設で時間をつぶしつつ、出店の営業が始まる頃に飲んだり食べたりしながらちょっとブラブラして、20時に花火を見て帰る、という計画。

「そういえば、創君の学校の試合、今日じゃなかった?」

 高校野球のこと。伊吹が試合見ろって言ってたし、朝も開始時間のお知らせをわざわざ入れてくれた。
 昨日のメールの段階で感想文も書いてよこしなさいとも書いてあったし、もし見なかったら……私ではなく創くんに八つ当たりするんだろうと予測。
 創くんはあからさまにイヤな顔をしていたけど、しぶしぶといった感じで、テレビをつけてくれた。
 地元の、しかも彼氏が通ってる高校の名前が出てるだけで、全然分からないし、知らない人ばかりなのに嬉しくなるのはなぜだろう。
 創くんはいつも顔を合わせていることもあり……なんて険しい顔を!

「――チッ」

 舌打ちまでしてる。何があった!?
 ベンチに伊吹の姿を見つけ、変にテンションが上がってしまった。

「伊吹、選手と一緒の所にいるの? すごい!」

 鳴りやまない爆竹のようないつもの威勢はなく、選手に声を掛けたり、視線を落としておとなしく何かを記録している姿がちらちら映る。

「録画しといた方がよかったかな?」
「……いらねぇよ。帰って来たらDVDに焼いて配ってくるだろ」
「伊吹のカレシさん、ピッチャーの人だよね?」
「キャプテンでしょ? ピッチャーだかキャッチャーだか知らないけど……」
「1番は、高木さん?」
「……」

 創くんの声音がどんどん低く小さくなり、ついには黙ってそっぽ向いてしまった。
 機嫌、悪くなっちゃった?

『――県中央の高木、一回の表を三者凡退で抑えました!』

 ……よほどお嫌いなのかしら。

「だー! 高校野球なんざ見てたって面白くもなんともないわ! むしろ不愉快だ!」

 テレビをリモコンで切って投げた後、突然立ち上がり、私に向かって迫ってくる!?
 肩に担ぎあげられ、廊下を階段を、創くんの部屋で降ろされて、そのままお腹のあたりに頭をうずめるようにして腰に手を回してきた。

「え? なに?」
「何もクソもあるか……せっかく一緒にいるのに、伊吹と高木見てたって面白くねぇわ」

 うーん、不愉快だったんだね、ごめんね。


 出発の16時まで……ちょっとあまあまでえちえちな時間を過ごしてしまった。

 布団は干しているので床に押し倒されてしまい、逃げられないし距離が近い。
 真剣なまなざしを向けられると、ドキドキして雰囲気に流されてしまいそう。だけど、明るい時間だと恥ずかしさが勝ってしまい、

「恥ずかしいよぅ」

 と、顔を背けてやんわりお断りしたかったのだけど、

「次、いつこうやって一緒に過ごせるか分からないんだから、ダメ」

 って……断る理由を封じられてしまった。
 確かにその通りだった。創くんは学校がある時でも帰りは遅いことが多いし、休みの日でも部活があったり試合があったり。
 違う学校に通い登下校の時間も合わない、家の距離、父の帰宅や在宅時間とかなんとかで、今までにそんな時間が取れるタイミングなんてなかった。
 それこそ、創くんのお父さんの社員旅行、部活の休み、夏祭りがたまたま合っただけ。来年は合うとは限らない。
 そんな状況で、次なんてあるの?
 胸がギュッと痛くなった。
 こんなに幸せな時間を過ごしてしまったら、後で辛くならない? もっと一緒にいたいってわがままで困らせてしまいそう。
 でも、だけど?
 今は今しかないの。後で後悔だけはしたくないよね。
 恥ずかしいけど、創くんに手を伸ばしてそっと背に回した。


 出掛ける支度をしながら、鏡ごしの私は困っていた。
 毛先をいじっても、変な方向に曲がってしまった髪が戻らない。
 普段は寝癖にはあまり困らないけれど、もにょもにょ……。
 結べばどうにかごまかせそうなので、ハーフアップくるりんぱを慣れた手つきで作り上げた。

「髪、結んでいくの?」
「うん、ヘアアイロン持ってこなかったから、寝癖直りそうにないからごまかすー。ヘンじゃない?」
「大丈夫だよ」

 うーん、男子目線の大丈夫は女子的な大丈夫とは違う気がする。ちょっと不安にも思うけど、もはや考えすぎても仕方ない。一度自宅に着替えなどの荷物は置いていこうと思っていたけど、お出かけ準備の追加までしていたら時間が掛かってしまうので、そこは諦めることにしよう。
 創くんは、半袖だとグローブの日焼けが恥ずかしいと言いながら、薄手の長袖パーカーを羽織ってはいたけど、すぐに袖を捲って日焼け露出。
 それは長袖である必要があるのでしょうか?
 私のそんな視線に気付いてか、捲った袖を一度戻したものの暑いらしく、隠すことを諦めて脱いでいた。

「何で着たの?」
「……うっさい」

 恥ずかしそうに小さく口ごもった。

 日は多少傾いてはいる時間だけどまだまだ日差しは強く、玄関を出て西寄りの太陽と対面した瞬間、額から汗がにじみ出た。

「あっつぅ」

 一瞬で身体も汗でベッタリだ。
 いつもの分岐点にあるコンビニで別れて、私は一度家に荷物を置きに行った。玄関を開けるとムッとした空気が漂っている。車もなかったし、お父さんはいないみたいで少し安心してしまった。
 荷物に入ってる洗濯物は後で仕分けるとして部屋の隅に置き、姿見で頭からつま先までざっと確認。
 うん、オッケー。髪も何とかごまかせてる。
 創くんがコンビニで待ってるから早く行かなきゃ。
 履き慣れない少し背伸びしたサンダルで、来た道をコンビニまで戻った。


 祭りがある駅方面に近くなるにつれ、祭りへ行くと思われる人の姿が多くなる。
 時間がまだ早いこともあり、私たちのように大型商業施設に入っていく人もいたり、駅も待ち合わせで人が多かった。
 時間つぶしに入った商業施設であっちこっち見て回っていると、まだ祭りにも行っていないというのに足が悲鳴を上げかけていた。
 変に力が入ってるのか親指の付け根が痛い。かかともサンダルのストラップで摩擦したかのような痛み。嬉しくてはしゃぎすぎたのかな、慣れない靴で歩き回るものじゃない。
 どこか座りたい。もうサンダル脱いでしまいたい。オシャレすることは悪くないけど、自分に合ったものであることも大事だった。

「――――?」
「え?」

 足の痛みに気を取られ、創くんが何を言ったのか聞いていなかった。

「いや、そろそろ出店見て回ろうかなって……どうしたの? 大丈夫?」
「大丈夫だよぅ。うんうん、お店見て回ろう!」

 怪しまれてしまったので、心配かけないよう普段通りに装う。でも頭の中は、足の疲労と痛みでいっぱいだった。
 これでは楽しめないよぅ、と少し悲しくなってしまうけど。

 フライドポテト、からあげ、たい焼き、かき氷、わたあめ、焼鳥、点滴袋のジュース。
 おなかすいてるからいろいろ食べたいけど、全部買っちゃうと高くついちゃうので、飲み物は近くの自動販売機で購入し、別々の食べ物をシェアして食べた。
 このからあげは……胸肉だ。

 途中で当然のように学校の友達に会い、

「えー、カレシいたのー? 羨ましいんですけどー!」
「滅びろーくそぉー!!」

 と私の友人には羨ましがられ、恨まれ。
 一方、創くんの高校の先輩とおぼしき人が現れたときは、壁際に押し隠されてしまった。

「先輩、こんばんは!」
「おー青木、つきあえよー」
「いや、今日は中学時代の友人と来てるのですみません」
「ナンパ行こうぜ! 彼女作ろうぜ! 夏休み楽しみたいだろう?」
「ナンパだなんて、自分にはまだ早いですよーアハハハ」

 うーん、紹介できない彼女なのかな? ちょっと悲しい。

「すまない、俺があとあととばっちりでひどい目に遭う」

 んだそうで、部活の先輩だったみたい。
 食べている間は座っているからまだいいけど、足の疲労と痛みはかなり蓄積され、追加で小指も痛くなっていた。

「――――?」

 ため息をついて、ふと我に返る。
 今、話しかけられてた?
 創くんの顔を見ると、心配そうにこちらを見ていた。

「ホント大丈夫? さっきからちょいちょい元気ないっていうか、上の空? 具合悪い? それとも機嫌が悪い?」
「違うの、そうじゃなくて……」

 隠していても自分がつらくなるだけだし、こんなに心配かけてしまうほど明らかに私の態度はよくないみたいだから、もう正直に話すことにした。

「慣れないサンダルで歩き回ってたから、足が痛くて……」

 創くんは黙って私を肩に担いで歩き出した。
 いつもより頭一つ分以上高い景色が後ろ向きに流れる。後ろを歩く人たちと目が合い、クスっとされては目を逸らされる。
 ある意味注目の的になっている。これはこれで……

「ちょ、恥ずかしいこれ……」
「少しガマンしなさい。足痛いんだろ? 歩きたいの?」

 そう言われると、もうできれば歩きたくないという気持ちの方が大きいので、黙って担がれることにした。頭は下げて人と目が合わないようにして。
 人ごみから出るよう、屋台が並ぶ歩行者天国になっている道から横にそれて、線路沿いの公園まで来るとようやく降ろされてベンチに座らされる。
 まだ祭りが始まったばかりなのと、会場から少し離れているためか、たまに人は通るけど留まる人はいなかった。

「絆創膏いる?」

 足を確認すると、両足とも摩擦でかかとと小指の皮がむけていて、血は出てないものの思っていたよりひどい状態だった。
 創くんは財布を探り、絆創膏を出してきた。

「準備良すぎでしょ?」

 と少し自慢げなご様子。私の足の状態を確認しつつ小指に1枚、かかとには2枚、キズを覆うように絆創膏を貼ってくれた。

「部活でマメできたり潰れたりとかあるから、たまたま持ってただけだよ」
「うう、女子力高い……」
「いや俺、男なんですけど」

 男子力?
 絆創膏を貼ってくれただけでなく、そのまま足のマッサージまでしてくれた。迷惑かけちゃったのに優しすぎて涙が出そう。
 私、看護師になろうと思ってるのに、創くんの方がそういうのに向いてるんじゃないかな? 女子力も気遣いも空回り。
 結局、祭りを楽しむことはできなかったけど、公園で話しをしながら足を休めて遅くならないうちに帰路に就いた。

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そういえば昔、椿瀬誠ってヘンなネット小説書きがいたよな……。
アイツ、もう何年もサイト更新してないけど、もうやめたのかな?

――ゲームにハマって書かなくなっただけでした!

最近、ようやく創作意欲が湧いてきたような気がしてきたので、少しづつ書いております。
サイトの方は、以前は窓XPで更新作業しておりましたが、サポートも切れちゃったし、Wi-Fiじゃないし、LANケーブルどこ? セキュリティもアレで繋ぐと危ないし、そもそもヒンジ折れててめんどいし重いししばらく起動もしてないし、という言い訳により、窓7で運よくソフトが起動したのでそれでの更新しようと思いつつも激遅マシンすぎて、無理やりハッピーホイール動かしたら死にましたwww
それもけっこう前の話です。

なので、このブログにてちょいちょい駄文を垂れ流していこうと思ってます。
もうすでにちょいちょいあるにはありますが。
誤字脱字もあります。そのうち修正したいです。

ということで現在、

義ママ 番外編 「そうつば(仮)」
(リンクの貼り方がよくわからんので、カテゴリからどぞw)

がちょろりちょろりUPされてるでしょうか?
他にも並行で書いてるというか、ほったらかしてたものとかあるので、ちょこちょこUPしていこうと思っております。

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え? もう2月の半分は終わってるだと!?

去年は何か書く書く詐欺でしたが、今年の目標も、何か書く(詐欺)です。
まずはPCを開いて、Wordを立ち上げることから……。
何かの続き書こうと思わなかったわけではないんだけど、開いて、1文字も打たずにそっと閉じたのも何度か。

ゲームは落ち着いてきたというか、めんどくてやらなくなってきた感じで。
戻るなら今がチャンス! とも思ったり思わなかったり。
まぁ、ネタが降ってくるのを待つだけ……あれ? なんか思いついてた面白げなネタを逃がしたような……?
年末年始頃?
なんのネタだったかな?
思い出すとこから始めましょう。
ネタメモあるかなぁ?

といった感じで、絶賛創作意欲が湧かず、何年経ったでしょうか。
たまにブログぐらい書きにきます。

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プロフィール
HN:
椿瀬誠
HP:
性別:
非公開
職業:
創作屋(リハビリ中)
趣味:
駄文、らくがき、ゲーム
自己紹介:
元々はヘンタイ一次創作野郎です。
絵とか文章とか書きます。
二次もどっぷりはまってしまったときにはやらかします。
なので、(自称)ハイブリッド創作野郎なのです。
しかし近年、スマホMMOにドップリしてしまって創作意欲が湧きません。
ゲームなんかやめてしまえ!

X(ついった)にはよくいますが、ゲーム専用垢になってしまいました。
@M_tsubase

言うほど呟かないSNS
【たいっつー】
@tsubase341

【Bluesky】
@mtsubase341


サイトは、更新する手段がなくなってしまったため、放置になっております。
修正しようがない量なので、あれはなかったことにしてください。
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