12年前の今日。

今日、猫が死んでました。
4月に生まれた３兄弟の一匹です。
一匹は近所の人が飼ってくれてますが、謎の病気で今でも小さく、黒かった毛も灰色になりました。
うちに残ったのは、キャラメル色の猫一匹になりました。
ピーク時、９匹とかいたんだけどな。
どうもココにいるノラは短命で、長くても2年しか生きません。

消える命があれば、生まれる命もあります。
ということで、12年前の今日のできごと。

朝から生理痛のような痛みで死にそうだった。
その頃のオイラは２０歳と若かったものの妊娠９ヶ月だった。
散々我慢して我慢して、夕方、ついに出血し、やっと病院に行ったバカは、緊急入院を余儀なくされる。
当然、ベッドから動くな、起き上がるなという深刻なもの。
陣痛を抑える点滴打たれた。

え、陣痛なんですか、あれ！

学生時代、生理痛がムダにひどかったせいで危機感なさすぎた。

とにかく、食事するのも起きたらダメだから食べにくいし。
便所に関してはもう、聞くなですよ。


次の日、薬で進行を抑えきれず、総合病院に救急車で搬送されることになった。
てへｗ
平日だから当然、診察もある時間ですよ。
運ばれました。かなりじろじろ見られました。
このとき救急車に乗って思ったことは、
「乗り心地、悪いな」
です。意外と悪かったです、がたがたごとごと。

総合病院もまた因縁（？）あって、祖父が死んだ病院でした。
どういう縁だこれ。
分娩室に運ばれ、出すだの出さないだので混乱させられたあげく、また身動きとれない一日を余儀なくされる。

日にちの感覚がよいよ狂ってしまい、何日ベッドですごしたか、よく分からない。

ようやく動いていいと言われたのが26日だった。
朝からずっと分娩台待機も辛かった。
寝心地は悪い、あれ。あと、高いから容易に降りれない。
あまりおぼえてないけど、あれよあれよ。
ということで26日は、長男誕生日です。
新生児集中治療室で２０日ぐらい世話になりました。
NICUには驚くほど小さい子もいました。
新生児ってレントゲン写真一枚に頭以外入っちゃうんだよ。驚いた。
医学の進歩に感謝です。
私のイトコにあたる子は、早く生まれ、助からなかったから。

今でもちっさいけど、生きてるからいいと思うんだ。
死を覚悟した出産もあったからな。
生きているってすばらしい、で。


今日も寒い。雹とか雪降ってた。

猫は冷たい土の中に、埋めた。
花を添えて。