久しぶりの読書。

昨日は去年の夏ぐらいに発売されていたことに気付いて買ってきたくせに読んでいなかった本を2冊読んだ。
1冊目を2時間半とか自分的に新記録。一日に2冊も読むとか短時間で読んだことは一度もないのに。まぁ、だいたい文庫本1冊で一日は潰れる計算。

「放課後トロイメライ」の２、３巻。これにて完結だそうで、完全なる表紙買いのくせに楽しく読ませていただいていただけにちょっと残念です。
でもしばらく出てなかった作品だけに、完結してくれてよかった。
まぁ、これまでの内容があまり頭に残ってなかったりするけど。
なにかとエロいことされてることは覚えてる（そこか
２、３ではそれが微妙で、ミステリ寄りだったかな、と。（もとはミステリ文庫だったか。
何度かされる推理と真相の微妙なズレが大どんでん返しを呼ぶのか？
主人公サイドの推理っていったい……まぁ真相が分かればそれでよしなのだが。
女性登場人物の一人がジャージ姿で腹這って文庫本を読んでいるシーン、熱中していて返事もしない。まさに自分がそういう恰好で読んでいただけに、「あ、自分と同じような恰好か！」と気付く。文庫本だからこそできる技だな、とは思った。
ならばネットであればＰＣかスマホかということでパクって……げほん。
まぁ、じぶんもあれ、やりたいなとは思った。使ったら、パクリじゃなくてオマージュですから。（早くもいい訳

いつも横書きだし。ネット横だし。
意外と縦大丈夫。

軽快かつクドい言い回しは、大変影響を受けた作品である。
さすがに完結編は重い感じだったけど。
でも最後はいつものノリで。

で、自分が今書いてる作品の意味不明加減が気になり始める。
特にテーマなく、キャラの人生を書いてるとか偉そうに行ったが、内容がなくぺらっぺらだ。
置くような重点もないし。
って考えてたら、何かテーマに沿った起承転結のある作品を考えたくなるもので……。
それも文庫1冊分ぐらいで抑えるとか、だらだらやらないとか。
これ、かなりネタ詰めないとできないなぁ。

あの設定が膨大でどうにもこうにもならないやつも、一度解体して立て直した方がいいとは思うんだが……だったらただの学園ラブコメにしかならねぇわ。真っ先に排除するのは魔法と剣だな。ちょっとした非日常を盛り込むとしても、４部作にはもうならない。
生かしきれず、殺しきれず、触れないまま追加設定だけ増えて20年が経ってる。
かたちにはできないんだろうか。

読書もいい刺激になる。
たまには一日潰してもいいだろう。